長く付き合ってきた恋人に別れ話を切り出すのは、非常に覚悟がいるものです。
円満に別れるためには、どうすればいいのでしょうか。
この記事では、別れ話の準備や切り出し方、やってはいけない別れ方について解説していきます。
もし今のパートナーとの別れを検討しているのであれば、是非とも参考にしてください。
別れ話をする前の準備
まずは、別れ話をする前に必要な準備を解説します。
いきなり別れ話を切り出すのではなく、事前にしっかりと準備をしておきましょう。
別れたい理由を明確にしておく
別れ話を切り出す前に、別れたい理由を明確にしておきましょう。
なんで別れたいと思っているのかを明確に説明できないと、相手に納得してもらうのは難しいです。
別れの理由を説明できるようにノートに書き出すなど、気持ちを整理しておくことが大切です。
別れる雰囲気を出しておく
別れ話を切り出す前に、別れる雰囲気を出しておくのも大切です。
「仲良しだと思っていたのに別れを告げられた」となると、相手は大きなショックを受けてしまいます。
デートの誘いを断ったり、LINEの返事をそっけなくしたりして、1ヶ月ほど前から別れを感じさせる雰囲気を出しておきましょう。
相手に心の準備ができる期間を作っておけば、別れ話がスムーズに進みやすいです。
一旦距離を置いておく
別れ話を切り出す前に、一旦距離を置いておくという方法もあります。
これも相手に心の準備期間を設ける有効な手段です。
「ちょっと1人で考えたい」「少しの期間、会うのを控えたい」と伝え、しばらく距離を置くようにしましょう。
一旦距離を置いてから「話したいことがある」「大事な話がしたい」と言えば、別れ話を切り出しやすくなります。
別れ話の上手な切り出し方
別れ話の上手な切り出し方には、いくつかポイントがあります。
ここでは、別れ話の上手な切り出し方について解説します。
相手を傷つけたりトラブルになったりしないためにも、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
「大事な話がある」と伝えて会う
別れ話を切り出す前に、「大事な話がある」と伝えてから会うようにしましょう。
なんの脈絡もなく別れ話を切り出すと、相手は動揺してしまいます。
場合によっては、感情的になったりパニックになったりすることもあるかもしれません。
事前に「大事な話がある」と伝えておけば、相手に心の準備をさせることができます。
冷静に話し合う環境を作るためにも、必ず事前に別れ話を匂わせておいてください。
結論から伝える
別れ話を切り出す際には、結論から伝えることも大事です。
前置きが長くなったり要領を得ない話が始まったりすると、相手は落ち着いて話を聞いていられません。
まずは「別れようと思ってる」とストレートに切り出し、その後に別れたい理由を説明してください。
別れを切り出すのは勇気がいるものですが、結論から伝える方があなたの正直な気持ちが相手に伝わりやすくなります。
相手が納得するまで話し合う
別れ話は、相手が納得するまで話し合うようにしましょう。
相手が納得しないまま別れると、その後しつこく復縁を迫られたり連絡が来たりすることにもなりかねません。
場合によっては、相手がストーカー化してしまう可能性もあります。
別れ話は気が重いですが、最後までしっかりと話し合うことが大切です。
やってはいけない別れ方
最後に、やってはいけない別れ方を解説します。
別れ話がこじれたり相手が逆上したりするのを防ぐため、必ず押さえておきましょう。
いきなり別れ話を切り出す
いきなり別れ話を切り出すのは避けてください。
前述した通り、なんの予兆も見せずに別れ話を切り出すと、相手は大きなショックを受けてしまいます。
相手の心に大きな傷を残してしまうこともあるでしょう。
また、「悪い冗談はよしてくれ」と真面目に取り合ってくれない可能性もあります。
事前に別れる雰囲気を出して、心の準備をさせてから別れ話を切り出すようにしましょう。
相手の話を聞かない
相手の話を聞かないのもNGです。
あなたの決意が固まっていたとしても、相手もそうとは限りません。
別れを拒むことも十分考えられます。
必ず相手の意見も聞き、納得いくまで話し合ってください。
一方的に話を切り上げて別れてしまうと、相手はあなたのことをいつまでも引きずってしまうことになるでしょう。
LINEや電話で伝えてブロックする
LINEや電話で別れを伝え、即座にブロックするのもいけません。
相手はなにがなんだか分からないまま別れることになって、やりきれない気持ちになってしまいます。
あなたに事情を聞こうと、直接家に押しかけてくるかもしれません。
たとえ、上手に別れ話ができなさそうでも、しっかりとコミュニケーションを取ったうえで別れるようにしてください。
他に好きな人がいることを伝える
別れ話のとき、他に好きな人がいることを伝えるのもNGです。
「好きな人ができた」と言うのは、一見相手を諦めさせるいい方法のように思えます。
しかし、「もしかして二股していたのでは?」「ずっと気持ちが浮ついたまま付き合っていたの?」と、あなたに対して不信感を抱く可能性があります。
本当に好きな人がいたとしても、その気持ちは隠しておきましょう。
相手への不満をぶつける
別れ話の際、相手への不満をぶつけるのもやめましょう。
相手の性格や言動が不満で別れたいのだとしても、それを理由にするのはおすすめしません。
「言われた部分を直すから!」と、話し合いが無駄に長くなってしまう可能性があります。
「そっちにも悪い所がある」と言われ、別れ話がこじれることもあるでしょう。
円満に別れたいのであれば、不満をぶつけるのではなく、違う理由を伝えるべきです。
復縁の可能性を残す
復縁の可能性を残すのもよくないでしょう。
別れ話の際、相手を傷つけまいと「嫌いになったわけじゃない」「好きだけど別れたい」といった言い方をしてしまうケースは多いです。
しかし、これは「少し時間があけば復縁できるかも」と相手に期待させてしまいます。
相手に無駄な時間を使わせないためにも、キッパリと別れる意思を伝えてください。
感情的になって喧嘩する
感情的になって喧嘩するのは、最もよくない別れ方です。
別れ話が進むにつれてストレスが溜まり、つい言う必要のないことを言ってしまうこともあるでしょう。
そのまま大喧嘩に発展してしまうこともあるかもしれません。
しかし、大喧嘩の末に別れると、別れた後にも悲しい気持ちや未練が残ってしまいます。
お互いにスッキリした状態で再スタートできるように、別れ話は言葉を選びながら冷静に進めるようにしましょう。
きちんと関係を清算して次の恋愛に進もう
別れ話を切り出すのは、なかなか腰が重いかもしれません。
しかし、きちんと関係を精算しておかなければ、後々トラブルに発展する可能性があります。
相手がしつこく接触してきたり、ストーカー化したりするのは避けたいですよね。
そうはならないとしても、お互いにスッキリした状態で再スタートできた方がいいに決まってます。
次の恋愛に上手く切り替えるためにも、必ずお互いが納得した状態で別れるようにしましょう。