ルーインドオーガズムの「ルーインド」とは、台無しという意味の単語です。
その名前の通り、ルーインドオーガズムは射精を台無しにする寸止めプレイで、通常とは異なるじわじわとした快感を与えるプレイを指します。
この記事ではルーインドオーガズムのやり方や男性を気持ちよくさせるコツを解説するので、パートナーとのプレイに活かしてください。
ルーインドオーガズムとは何?
ルーインドオーガズムとは、男性のペニスを手コキで刺激し性的興奮を高め、射精直前で手を止めるプレイです。
射精直前は男性が最も快感を得ている瞬間ですが、その瞬間を台無しにすることがルーインドオーガズムの目的なのです。
射精直前のタイミングで刺激を止めると、男性は射精の強い快感を得ないままダラダラと精液を垂れ流す「甘イキ」状態になります。
甘イキ状態のときに男性が感じるのは、じわじわとしたもどかしい快感です。
射精の激しい開放感がない甘イキは何度も連続してできるため、軽いSMプレイや焦らしプレイなどにも適しています。
ルーインドオーガズムのメリット
ルーインドオーガズムには、男性・女性それぞれに魅力的なメリットがあります。
どんないい効果が得られるのかを学んでおけば、パートナーをプレイに誘いやすいですよね。
ここでは、男女それぞれにもたらされるメリットについて詳しく解説していきます。
男性側のメリット
まずは、ルーインドオーガズムをされる側である男性のメリットについて見ていきましょう。
とくに、いじめられたい・責められたい願望がある男性にとっては、以下のメリットを見れば強い興味をそそられるでしょう。
M心を満たせる
ルーインドオーガズムは手コキする側の女性が主導権を握るプレイです。
そのため、男性は女性が手コキをやめてしまうと射精できません。
それどころか、一番気持ちいいときに寸止めされて自分の意志と関係なく甘イキさせられてしまうのです。
こういった状況は、M気質な男性にとってはたまらないご褒美でしょう。
普段SMプレイをしたことがない女性に対しても誘いやすいソフトなプレイなので、ルーインドオーガズムで自身のM心を満たしましょう。
強い快感が得られる
ルーインドオーガズムでは甘イキによるじわじわ系の快感が得られますが、最終的には射精の瞬間を迎えます。
このとき、長時間何度も寸止めされていたもどかしさや甘イキによる快感によって、射精の気持ちよさが何十倍にも高まるのです。
普段のセックスでマンネリ感を覚えている人は、ルーインドオーガズムを活用して、より強い快感を探求してみましょう。
何度もオーガズムを感じられる
先述した通り、ルーインドオーガズムは何度も連続して甘イキできます。
射精後に訪れる賢者タイムもなりにくいため、セックスを長くじっくり楽しめるでしょう。
普段早漏気味なことを気にしている男性や、賢者タイムが長くて女性にさみしい思いをさせてしまう男性にぴったりですね。
女性側のメリット
ルーインドオーガズムでは責める側にあたる女性にもさまざまなメリットがあります。
女性が得られるメリットを2つピックアップしたので、プレイへの興味を高めてください。
挿入の気分じゃないときも楽しめる
パートナーと愛し合うとき、「今日は挿入までする気分じゃない」というときもあるでしょう。そんなときにルーインドオーガズムが活躍します。
自分の気分が乗らないのに男性を満足させたいからとセックスを行っても、お互いの気持ちが通じず微妙なまま終わってしまいます。
だからこそ、挿入の気分ではない日にはルーインドオーガズムプレイを提案してみましょう。
普段なかなか見られない受け身な男の姿は、女性の隠されたS心を刺激するかもしれませんよ。
女性優位のプレイができる
通常のセックスではやりづらい女性優位のプレイを楽しめるのもルーインドオーガズムのメリットです。
一般的なセックスは、男性が女性を責める場合が多いですよね。
多様性の時代といえど、女性側から女性優位のプレイを提案するのは勇気がいるものです。
しかしルーインドオーガズムであれば「射精がすごく気持ちよくなるらしい」といって男性を乗り気にさせやすいのです。
まずは普通にプレイして、徐々に言葉責めや射精管理などのプレイも取り入れていけば、今までとは異なる関係性で、パートナーとの愛を確かめられるでしょう。
ルーインドオーガズムの気持ちいいやり方
ルーインドオーガズムは寸止めで甘イキを促すプレイですが、具体的なやり方を知っておくとプレイをじっくり堪能できます。
まずは基本的なやり方を手順に沿って解説するので、プレイの参考にしてください。
ペニスを手でシゴいて興奮度を高める
ルーインドオーガズムの基本は、手コキによる性的刺激です。
女性は手コキのテクニックを駆使して男性が「射精したくてたまらない」と思うまで責めてあげましょう。
他の性感帯を責めたり優しく言葉責めをしたりするのも効果的です。
慣れてきたらいろいろな責め方を試して、男性が一番興奮するシチュエーションを探しましょう。
射精寸前で刺激を止める
男性が射精直前になって「もう限界だ」というタイミングが来たら、手コキを止めてください。
最初のうちは射精直前を見極めるのが難しいですが、ポイントは睾丸の変化です。
睾丸がぐっとペニスの根本にせりあがってくると、体内で射精の準備が整った合図。
このタイミングを見極めて、手コキを止めて寸止めしてあげましょう。
甘出ししているペニスを放置する
手コキを止めた後、ペニスを放置しているとダラダラと精液が流れ出てきます。
この状態になったら、できるだけ長くペニスを放置しましょう。
ルーインドオーガズムに慣れていない男性は刺激を止めると萎えて射精感が無くなってしまう場合があります。
そのときは、裏筋をかるくとんとんと刺激すると甘イキを誘発できますよ。
やりすぎると普通の射精になってしまるので、軽めの刺激を意識しましょう。
何度か寸止めを繰り返す
ルーインドオーガズムは連続甘イキで男性のもどかしさを高めることが醍醐味です。
そのため、甘イキが落ち着いたら再び手コキでペニスを刺激し、何度も寸止めを繰り返してください。
回数を重ねるごとに男性の射精に対する欲求が高まり、じれったい快感を与えられますよ。
まずは3〜5回程度寸止めを繰り返して、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。
通常通りの射精までフィニッシュ
ルーインドオーガズムを何度か繰り返した後は、いよいよ射精の瞬間を迎えます。
通常通りの手コキやフェラでペニスを刺激し、射精を促していきましょう。
何度も寸止めさせられ、甘イキのもどかしさを感じていた男性は強い快感による満足感で満たされるでしょう。
ルーインドオーガズムを成功させるコツ
ルーインドオーガズムの基本的なやり方を覚えたら、さらに快感を高めてプレイを成功させるコツもチェックしましょう。
以下のポイントを押さえて、ルーインドオーガズムの満足度をワンランク高めてくださいね。
男性にリラックスしてもらう
ルーインドオーガズムの独特な快感は、リラックスしていないと感じられません。
そのため、男性はなるべく身体の力を抜いて精神的に安らいだ状態でプレイしましょう。
女性は男性が緊張していると感じたら、優しく声を掛けたり肌に触れたりしてリラックスさせてあげてください。
また、適度な室温や暖色の照明など取り入れて、安らげる空間づくりを意識しましょう。
オナホやおもちゃは使わない
ルーインドオーガズムで重要なのは、射精直前で手コキを止めることです。
やりすぎると射精を止められず、普通のプレイと変わらなくなってしまいます。
アダルトグッズやオナホを使っていると、男性の性器の変化に気付きにくくギリギリで刺激を止められません。
ルーインドオーガズムのさいには、手でしっかりと陰茎や睾丸の動きを感じて寸止めを成功させましょう。
ストッキング・ガーゼなどを活用する
手コキの気持ちよさが強いと、その分甘イキのもどかしさが高まります。
掌にローションで濡らしたストッキングやガーゼを乗せてペニスを刺激すれば、より強い快感を与えられるでしょう。
ただし、刺激が強いと男性の射精までの感覚も短くなります。
この方法は、男性の射精直前を見極められるようになってから取り入れましょう。
ルーインドオーガズムをするときの注意点
ルーインドオーガズムは、やりすぎると普通の射精ができなくなったり病気になったりする恐れがあります。
ルーインドオーガズムの仕組みは、簡単にいえば射精の寸止めです。
寸止めすると、せり上がってきた精液が膀胱内に逆流し膀胱内で炎症を起こすことがあるのです。
また、正しい射精が行われない状態が続くと射精障害や不妊になりやすいともいわれています。
ルーインドオーガズムは頻繁に行わず、ここぞというときの特別なプレイにしておきましょう。
【まとめ】強い快感を与えられるルーインドオーガズムのテクニックを手に入れよう
もどかしい射精への欲求、そして最終的なフィニッシュの強い快感を楽しめるルーインドオーガズムは、男性も女性も楽しめる新しいプレイの形です。
連続して行うと人体に悪影響を与えるリスクもありますが、たまにセックスに取り入れるだけであれば安全に快感を堪能できるでしょう。
責められたい男性、責めたい女性、どちらも満足できるルーインドオーガズムに挑戦してみてくださいね。