結婚を怖いと感じるのはなぜ?怖い派・怖くない派の意見や対処法を解説

「結婚すれば幸せになれる」と考えている人は多いでしょう。

しかし一方で、「マリッジブルー」なんて言葉もあるように、結婚を怖いと感じてしまう人も一定数います。

なぜ、結婚に対して恐怖心を抱いてしまうのでしょうか

この記事では、結婚を怖いと感じる人と怖くないと感じる人の意見をそれぞれ紹介します。

記事の最後では、結婚が怖いと感じたときの対処法を解説するので、是非とも参考にしてみてください。

 

結婚が怖いと思ったことはある?

結婚を怖がっている女性は、どれくらいの割合でいるのでしょうか。

ソクフェムでは、成人女性100人を対象に「結婚が怖いと思ったことはありますか?」というアンケートをとりました。

結果はこちらになります。

Q.結婚が怖いと思ったことはありますか?

ある…46人

ない…54人

※ソクフェム調べ(成人女性100人対象)

アンケートの結果、およそ半分くらいの女性が「結婚が怖い」と考えていることが分かりました。

結婚に対して不安を覚える女性は、決して少なくないようです

結婚をすれば、これまでとは違った環境に身を置くことになります。

そのため、結婚に対して不安を抱いてしまう人も一定数いるのでしょう。

 

結婚が怖いと思う理由

結婚が怖いと感じるのには、一体どのような理由があるのでしょうか。

ソクフェムでは、上記のアンケートに「ある」と答えた人を対象に「それはなぜですか?」と続けて質問しました。

ここでは、寄せられた意見を紹介していきます。

 

上手くいくかわからないから

「幸せになれるかわからないから」

「合わなかったらどうしようと不安や怖さがある」

「上手くいくかわからない、人生を左右されそうで怖いと思います」

結婚生活が上手くいくかどうかは、始まってからでないと分かりません。

結婚は人生の重大な決断でもあるので、「もしも上手くいかなかったらどうしよう」と不安になるのも無理はありません。

 

自分の時間や自由がなくなるから

「他人とずっと一緒に過ごし自分の時間がなくなるのが怖い」

「自由な時間が少なくなるから」

「人と暮らすことで自分の自由が奪われるから」

自分の時間を確保したい人は、結婚を煩わしく感じてしまうでしょう。

家事や子育てに時間を割かれ、自分の好きなことができなくなることをストレスに感じる人は少なくありません

 

相手の家族や親族とも関わる必要があるから

「相手の家族や親戚のトラブルに巻き込まれる可能性があります」

「お互いの両親との付き合いも増えるから」

「結婚は相手の親や親族とも関わる事になるから、未知の関係を築いていくのがとても怖い」

相手の家族や親戚付き合いが理由で「結婚が怖い」と感じる人もいるようです。

社交性が高い人であればまだしも、社交性に自信がない人は親戚付き合いに対して不安を感じてしまうこともあるでしょう。

 

上手くいかないパターンを知っているから

「上手くいっていない家庭を多く見てきたから」

「親が離婚したため、結婚生活が幸せなものと思えないから」

「結婚した友人から、結婚後に旦那さんのモラハラが酷くなった話や義理のご両親との関係に苦労している話をよく聞くから」

周囲に結婚で失敗している人がいると、結婚が怖いと感じてしまうこともあるでしょう。

「結婚は幸せなことばかりじゃない」という現実を間近で見ていると、結婚に対して二の足を踏んでしまいがちです。

 

失敗しても後には引けないから

「自分と違う家庭で育った人と生活を共にしなければならないこと。もしも価値観が合わないと思い始めたとしても後戻りすることがそう容易くないから」

「もう後には引けない感じが怖い」

「離婚が難しいと感じたときです」

結婚は気軽にできるものじゃありません。

一度結婚をしてしまうと、簡単に後戻りはできないでしょう。

「何か失敗してももう引き返せない」という状況が、結婚を怖いと思う要因になるのです。

 

結婚が怖いと思わない理由

反対に、結婚が怖いと思わない理由には、どんなものがあるのでしょうか。

ソクフェムでは、最初のアンケートに「ない」と答えた人を対象に「それはなぜですか?」と質問しました。

ここでは、集まった意見を紹介していきます。

 

結婚は幸せなことだから

「幸せなことなので全く怖くないです。むしろ早く結婚したいと思っています。自分の親も結婚して、いろんな所へ出かけたり、一緒に毎日ご飯を食べたりして楽しんでいるので、余計結婚したいと思います」

「好きな人と一緒に家庭を築くことがとても幸せなことだと思うので、結婚が怖いとは思いません」

「自分にとっては幸せな事で怖いとは思いません」

結婚をすれば、愛するパートナーや子供たちと楽しい毎日を過ごすことができます。

幸せいっぱいに包まれる毎日を想像している人にとって、結婚は怖いものではないのでしょう。

 

好きな人と一緒にいられるから

「好きな人と一緒にいられることに怖さはないから」

「好きな人と一緒に暮らせるからです」

「結婚は愛する人とずっと一緒にいることができて楽しいことだと思っているからです」

「好きな人と一緒にいられる」という理由で、結婚が怖くないと考えている人もいます。

愛する人と結ばれることは、このうえない幸せといえます。

辛いことや悲しいことがあっても好きな人と一緒にいられれば、どんなことでもきっと乗り越えられると固く信じているのでしょう

 

結婚相手をきちんと選んでいるから

「付き合った期間で相手を見極められれば怖いことはないと思いました」

「相手を信頼して自身の決断に自信が持てたことから結婚に踏み切るので怖さはないです」

「気が合う人としか結婚はしないと思うから」

「結婚相手をきちんと選んでいるからこそ結婚が怖くない」という意見もありました。

結婚が上手くいくかどうかは、結婚相手をどこまで信用できるかということでもあります。

「この人なら絶対に大丈夫」と思える相手と結婚できれば、結婚が怖いと感じることは少ないでしょう。

 

安心感を得られるから

「好きな人といられる安心感はあるからです」

「1人より2人のほうが心強いから」

「安心感が得られる」

結婚によって安心感を得られると考える人もいます。

結婚すれば、独身時代に抱いていた寂しさや不安に苛まれることはなくなります

互いに支え合える人が隣にいるのは、心強いですよね。

 

結婚が怖いときの対処法4選

最後に、結婚が怖いと感じたときの対処法を4つ紹介していきます。

以下の対処法を実践すれば、結婚に対する恐怖感が和らぐでしょう。

 

パートナーと結婚について話し合う

結婚が怖いと感じたら、パートナーと結婚について話し合ってみましょう。

パートナーに「結婚が怖い」と素直に打ち明け、どのように解決するべきか2人で考えてみてください

パートナーは、あなたのことを一番理解してくれている存在です。

きっとあなたにとって、もっとも良い解決策を見出してくれるでしょう。

 

結婚のメリットに着目する

結婚のメリットに着目すれば、結婚を怖いと感じずに済むでしょう。

結婚が怖いと感じているのは、結婚にマイナスイメージを持っているからかもしれません。

つまり、考え方を変えてみることで良いイメージを持てるようになるのです。

「結婚すればこんないいことがある」「結婚をすればこんなに幸せな未来が待っている」と、結婚のメリットをたくさん挙げて不安を和らげてみてください。

 

パートナーと同棲してみる

一度パートナーと同棲してみれば、結婚が怖いと感じなくなるかもしれませんよ。

結婚前に同棲をすることによって、パートナーがどういう人間なのか、これからどういう生活を送ることになりそうなのかがより深く分かります。

その結果、「思っていたより大丈夫そう」「これなら結婚生活も問題ないかも」と思えることもあるでしょう。

まずは、パートナーと同棲してみて結婚生活の感覚を掴むことをおすすめします。

 

幸せな結婚生活を送っている人に話を聞く

幸せな結婚生活を送っている人に話を聞けば、結婚が怖いと感じにくくなります。

既婚者に具体的な結婚の話を聞けば、結婚のいい部分をイメージしやすいでしょう

また、「こうすれば結婚は上手くいく」というアドバイスをしてくれるかもしれません。

アドバイスによって結婚に対する不安を和らげられるのも、大きなメリットですよ。

 

結婚が怖いと感じるなら結婚に対するイメージを変えよう

結婚が怖いと感じるのは、ごく自然なことです。

パートナーと上手くやっていけるか、親戚付き合いは大丈夫かなど、さまざまな不安要素はどうしてもあります。

しかし、結婚に対するイメージを変えられれば、結婚への不安は自然と薄れていきます

結婚のポジティブな部分や幸せな部分に目を向け、結婚に対して前向きに考えられるようになりましょう。