好きな人から「愛が重い」と言われた経験はありませんか？
自分は深い愛情で接していたつもりなのに、相手は負担に思っていたと知ったらショックですよね。
重すぎる愛情は、相手を苦しめて別れの原因になる可能性もあるでしょう。
そもそも「愛が重い」とは、どういう意味なのでしょうか。
この記事では、愛が重い人の特徴や「愛が重い」と言われたときの対処法を紹介します。
「愛が重い」とは
「愛が重い」とは、行き過ぎた愛情が相手の負担や苦痛になっている状況を指します。
例えば、嫉妬や束縛といった一方的な愛情表現をし、相手を精神的に追い詰めている状態のことです。
本人は純粋な愛情だと思い込んでいるので、相手を追い詰めていることを自覚していない場合が多いでしょう。
本来、恋愛は安心感を覚えたりリラックスできたりするものですが、一方の愛が重いと重苦しい雰囲気が漂ってしまいます。
愛が重い人の特徴
愛が重い人にはどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは愛が重い人の特徴を紹介します。
束縛が激しい
愛が重い人は、恋人の浮気を心配して激しい束縛をします。
他の異性と遊ぶのを禁止したり、出かけるときは誰とどこへ行くのかを報告させたりと、相手の行動を制限しようとします。
恋人からすると息苦しさを感じますし、やましいことがないのに浮気を疑われるので良い気はしないでしょう。
嫉妬深い
嫉妬深いのも愛が重い人の特徴です。
ヤキモチ程度なら可愛く思えますが、他の異性と連絡を取っているだけで嫉妬するのは考えものですよね。
独占欲が強かったり、過去に浮気された経験があったりして、恋人を失うことを恐れているのが原因かもしれません。
返信を催促する
愛が重い人は、恋人の行動を把握できないと不安になってしまいます。
そのため、LINEや電話の返事が少しでも来ないと、何度も返信を催促してしまうのです。
「どこにいるの？」「誰と一緒なの？」など、しつこく連絡されると、監視されているみたいで息が詰まります。
相手の都合を考えない行動は、関係を悪化させる可能性があるでしょう。
情緒不安定
愛が重い人は、好きな人から嫌われることを恐れています。
そのため、相手の何気ない言動にも一喜一憂して、情緒不安定になりがちです。
すぐに泣いたり怒ったりして、相手を振り回すこともあるでしょう。
感情の起伏が激しい人は一緒にいるだけで気疲れしてしまうので、関係が長続きしにくいです。
寂しがり屋
愛が重い人は寂しがり屋なタイプも多いです。
人一倍孤独を感じやすく、常に恋人と繋がっていないと不安になってしまいます。
そのため、用もないのに電話やLINEをしたり、一緒にいるときはベタベタしたりして、恋人に依存してしまうのです。
恋愛体質な一面もあり、恋人が途切れないのも特徴といえるでしょう。
自分に自信がない
ネガティブ思考で自分に自信がないのも、愛が重い人の特徴です。
自分に魅力がないと思い込んでいるせいで、「恋人に捨てられるかも」という不安を常に抱えています。
そのため、自分から離れないように束縛したり、何度も相手の愛情を確認したりすることで不安を払拭しているのです。
相手にも同じ愛情を求める
自分が恋人のことを大好きなように、恋人にも同じレベルの愛情を求めるのも、愛が重い人の特徴です。
LINEやメールの返信が遅かったり、自分よりも仕事を優先されたりすると、「愛されてない」と不安になってしまいます。
愛が重い人は愛情表現も極端なので、同じだけの愛情を傾けてくれる人とはなかなか出会えないでしょう。
恋愛の優先順位が高い
愛が重い人は恋をすると、好きな人のことで頭がいっぱいになりがちです。
恋愛の優先順位が高いので、ほとんどの時間を恋人のために使います。
友達との約束よりも恋人を優先したり、仕事がおろそかになったりすることもあるでしょう。
すぐに将来の話をする
好きな相手でも、「結婚はお互いを深く理解してから考えたい」と思っている人は多いです。
そのため、付き合ってすぐに将来の話をする人は重いと思われやすいでしょう。
付き合ったばかりで、結婚や子どもの話を持ち出されると、プレッシャーに感じる人は少なくありません。
恋愛観に差があると、お互いに付き合うのが辛くなってしまう可能性があります。
「愛が重い」と言われたときの対処法
好きな人から「愛が重い」と言われたら、相手を追い詰めていることを反省して、自分の言動を見つめ直す必要があります。
最後に「愛が重い」と言われたときの対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
相手の都合を考える
恋人に愛が重いと思われてしまうのは、自分の気持ちを優先しすぎているのが原因です。
まずは、相手の都合を考えて接することを意識しましょう。
相手の気持ちや考え方を尊重して、自分勝手な行動を控えれば、適度な距離感で付き合うことができるはずです。
自分から歩み寄る姿勢を見せれば、相手も不安を与えないように行動を見直してくれるかもしれません。
相手を試すことはやめる
本当に愛されているか不安になって、相手の気持ちを確かめたくなる人もいるでしょう。
しかし、回りくどい方法で試されたら、相手は不快な気分になります。
相手を試すことはやめて、気持ちを素直に伝えるようにしましょう。
素直な言葉で気持ちを伝えたら、きっと相手もストレートに愛情表現をしてくれるはずですよ。
相手の愛情を素直に受け入れる
愛が重い人は自分に自信がなく、相手からの愛情も信じることができません。
不安や疑いは一旦忘れて、相手の愛情を素直に受け入れましょう。
恋人の言葉を真っ直ぐ受け入れることができれば、心が満たされて不安を感じることもなくなります。
相手からの愛情を実感することで、自然と自信も湧いてくるでしょう。
恋愛以外に夢中になれることを探す
恋愛に依存しすぎるのは、愛が重くなる原因のひとつです。
恋愛に振り回される人生から抜け出すために、恋愛以外に夢中になれることを探しましょう。
趣味や仕事など、本気で打ち込めるものがあれば、恋人のことを考える時間が減って自然体で過ごせるようになるはずです。
また、恋愛から距離を置くことで心に余裕が生まれて、自分らしい生き方を見つけるきっかけにもなるでしょう。
相手からの愛情を受け入れて絆を深めよう
愛が重い人は、好きな人の気持ちがわからなくて不安になりますよね。
相手のことを信じて、愛情を受け入れることができれば、信頼が生まれて絆が深まるはずです。
一方的に愛情を表現するのではなく、相手の気持ちや考え方を尊重してみましょう。
恋愛が辛いと感じるなら、一度距離を置いてみるのもおすすめです。
恋愛に対する考え方を見直して、自分らしい恋を叶えてくださいね。