恋愛映画やドラマなどで、三角関係をテーマにしている作品って多いですよね。
しかし、ドラマだけでなく、現実でも三角関係が発生する可能性は十分にあります。
では、実際に三角関係になってしまった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
この記事では、三角関係のよくあるパターンや対処法をわかりやすく解説します。
もしも三角関係になってしまった場合、どのような行動を取るべきかを押さえておきましょう!
三角関係とは
三角関係とは、「恋愛感情によって3人の関係性が交錯している状態」のことです。
たとえば、2人の男性が1人の女性を取り合うパターンや、2人の女性が1人の男性を取り合うパターンがあります。
また、3人の思いがそれぞれ一方通行になっているパターンもあります。
この場合、「AさんはBさんが好きで、BさんはCさんが好き。しかし、CさんはDさんが好き」となることが多いため、捉え方によっては四角関係とも呼べるかもしれません。
三角関係のよくある3つのパターン
三角関係は3つのパターンに分けられます。
ここでは、三角関係のよくある3つのパターンを詳しく解説していきます。
友人と同じ人を好きになる
三角関係でよくあるのが、自分と友人が同じ人を好きになるパターンです。
相手にアプローチすれば友人との関係は悪くなりますし、友情を優先すれば意中の人と結ばれる可能性が少なくなります。
恋愛を優先するのか友情を優先するのか、多くの人が答えのない問いに悩まされてきたことでしょう。
同時に2人から好意を寄せられる
同時に2人から好意を寄せられる三角関係のパターンもあります。
2人と同時に恋仲になる訳にはいかないため、言い寄られたらどちらか一方を選ばなくてはいけません。
あるいは、どちらとも付き合わずに身を引くことも選択肢のひとつです。
いずれにせよ、全員が満足する結果になることはないでしょう。
好きな人とは違う人から好意を持たれる
好きな人とは違う人から好意を持たれるパターンもあります。
「Aさんから好意を寄せられているものの、自分はBさんのことが好きで、Bさんは別の人に好意を寄せている」というパターンです。
全員の思いが一方通行になっているため、非常に複雑な状態といえます。
【パターン別】三角関係の正しい対処法
実際に三角関係になってしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか。
最後に、三角関係の正しい対処法をパターン別に解説していきます。
友人と同じ人を好きになった場合
まずは、友人と同じ人を好きになった場合です。
恋愛と友情のどちらを優先するか考える
友人と同じ人を好きになってしまった場合、恋愛と友情のどちらを優先するか考えなくてはいけません。
恋愛を優先すれば友情にヒビが入り、友情を優先すれば意中の人と結ばれることはなくなります。
自分にとってどちらが大切なのか、冷静に考えてみましょう。
恋愛を選んだらまっすぐアプローチする
恋愛を選ぶのであれば、好きな人にまっすぐアプローチしましょう。
友人に変に気を遣う必要はありません。
ただし、アプローチする前に、友人に「自分も〇〇さんのことが好きになった」と気持ちを打ち明けるようにしましょう。
早いうちに気持ちを共有した方が、友人との関係はギクシャクしにくくなります。
友情を選んだら潔く身を引く
「友人との関係を大事にしたい!」という人は、潔く身を引きましょう。
好きな人のことを諦めれば、友情にヒビが入ることはありません。
友人のことを心から応援し、自分は新しい恋愛へ踏み出すようにしてください。
ただし、友人に対して恩着せがましい態度を取ると、結局友情にヒビが入りかねないので気をつけましょう。
同時に2人から好意を寄せられた場合
続いて、同時に2人から好意を寄せられた場合の対処法を紹介します。
2人と距離を置いて考える
まずは、好意を寄せてくれている2人と距離を置いて考えてみましょう。
自分はどちらが好きなのか、あるいはどちらのことも好きにはなれないのかを冷静に分析してみてください。
結論が出ないまま、どちらかとの距離を縮めようとすると、もう片方との関係性が崩れてしまう可能性があります。
自分の気持ちがわからないまま行動するのは、悪手でしかありません。
信頼できる友人に相談してみる
信頼できる友人に相談するのも一つの手です。
3人のことを知っている友人であれば、相性や人間性などを加味したうえで有益なアドバイスがもらえるでしょう。
また、違う視点からの意見をもらえるという利点もあります。
どうしても自分では判断できないのであれば、友人に今の状況を伝えてアドバイスをもらってください。
相性がいい方と付き合う
どちらのことも同じくらい好きなのであれば、相性がよさそうな方を選びましょう。
相性のよさを確かめるには、一度2人きりでデートをするのがおすすめです。
結局のところ、男女の相性のよさは2人きりのときでなければわかりません。
デートをして、一緒にいて居心地のいい相手を選びましょう。
好きな人とは違う人から好意を持たれた場合
最後に、好きな人とは違う人から好意を持たれた場合の対処法を紹介します。
好きな人を選ぶならはっきりと断る
好きな人を選ぶのであれば、はっきりと断ることが大切です。
好意がないのにあやふやな態度を取っていると、後々トラブルに発展してしまう可能性があります。
また、自分だけでなく、好意を持ってくれた相手の時間も無駄にしてしまいます。
告白をされたら、「好きになってくれてありがとう」と感謝の言葉を述べつつ、はっきりと断るようにしてください。
好意を持ってくれた人と付き合ってみる
嫌いじゃないのなら、好意を持ってくれた人と付き合ってみるのもいいでしょう。
恋愛の形は人によってさまざまです。
付き合ってみてから相手の魅力に気づくこともあります。
少しでも相手に好意があるのなら、試しに付き合ってみるのもいいでしょう。
ただし、後悔する可能性もあるのでしっかり考えるようにしてください。
三角関係に陥ったら自分の気持ちと向き合って判断しよう
三角関係は、三者で恋愛感情が複雑に絡み合った厄介な状態です。
三角関係を上手く解決するには、まずは自分の気持ちを整理する必要があります。
「自分は誰が好きなのか」「恋愛と友情のどちらを取るべきなのか」をしっかり考えてみてください。
同時に2人から好意を寄せられた場合や、好きな人とは違う人から好意を持たれた場合は、誠心誠意相手と向き合うことが大切です。
関係性がギクシャクしないように、自分ができる最善の選択をするように心がけましょう。