勘違い男とは、周囲の評価と自身の考えに差があり、自信過剰な態度を取りがちな男性のことです。
根拠のない自信は、見ているだけでイライラするもの。
この記事では、勘違い男の特徴について解説します。
関わって不快な思いをしないためにも、勘違い男の特徴を把握し今後の交友関係に活かしましょう。
勘違い男の特徴・性格
勘違い男は、事実が伴わない自信やプライドを持つ男性を指します。
では、実際にどのような特徴を持つのか、勘違い男の生態を見ていきましょう。
自分がモテると思っている
勘違い男は、自分が女性からモテている自信があります。
「芸能人に似ている」「他の男よりイケメンだ」と思い込んでいるため、モテ男ムーブをすることも。
しかし、こういった勘違い男の多くはかっこよくてモテる見た目や性格をしていません。
根拠のない自信こそが勘違い男の特徴なのです。
プライドが高い
プライドがとても高く、自分が男として優れていると思い込んでいるのも勘違い男の特徴です。
そのため、人にいじられたり、からかわれたりすることが大嫌い。
プライドを傷つけられたときは、激しく落ち込んでみたり相手に憤ったりして「自分は被害者だ」というアピールを強く見せるでしょう。
人を見下している
勘違い男は根拠がない自信を持っているため、会社の仲間やプライベートの友人などを常に下に見ています。
自分は優秀で仕事ができると思っているからこそ、他人を見下す態度がにじみ出てしまうのです。
しかし、本当に優秀な人はどんな相手にもリスペクトの姿勢を見せ、穏やかに接するもの。
人を見下す気持ちを隠せないことが、勘違い男の不快さを増しているのでしょう。
ナルシスト
自分がイケメンで優秀、男として優れていると節があるナルシスト気質なら勘違い男だと思っていいでしょう。
自分のことが大好きで、日々の言動にもナルシストな雰囲気が見られます。
常に見た目を意識していたり、女性に対して「自分を好きになって当然だ」といった態度を見せたりするのです。
勘違い男がLINEで見せる特徴
勘違い男は、実際に会っているときだけでなくLINE上でも不快な態度を取ってきます。
以下のような特徴が当てはまったら勘違い男である可能性が大きいので、一度チェックしておきましょう。
社交辞令を真に受ける
勘違い男は、女性が送る「機会があったらご飯行きましょう」「またお会いできたら嬉しいです」などの社交辞令を真に受けます。
LINEは文章でのコミュニケーションなので、気を遣って上のような内容を送ることもあるでしょう。
勘違い男はそれが社交辞令だと見抜けないため「自分に気がある」と思い込んでしまうのです。
「俺通信」をしてくる
今日したことや食べたもの、仕事の内容など自分のことばかり日記のように話す「俺通信」をLINEで送ってくるのも勘違い男の特徴です。
勘違い男は、女性が自分のことを知りたがっていると思い込み、善意で「俺通信」を送っているのです。
その内容に対して社交辞令を返せば、勘違い男はますますLINEの頻度を上げてくるでしょう。
彼氏のような態度を取ってくる
勘違い男は付き合ってもいないのに、まるで彼氏のような内容のLINEを送ってきます。
これは、相手が自分のことを好きだと思い込んでいるからです。
勘違い男にとっては「恋人っぽいLINEを送れば喜ぶだろう」と考えているのです。
自分の話や自慢話しかしない
LINEをしているとき、人の話を聞かずに自分が話したい話ばかりするのも勘違い男のあるあるです。
また、勘違い男はどんな話でも自慢話に移行しがち。
相手と話していて「自分が話を振ってもすぐ話題を取られるな」と思ったら、その相手は勘違い男の可能性が大なので注意しましょう。
勘違い男の行動まとめ
勘違い男の特徴を見てきたところで、次は彼らがやりがちな行動をまとめました。
今関わっている人の中で「勘違い男かも?」と思ったら、態度や言動をしっかり見てどういう人間か見極めましょう。
武勇伝を何回も話したがる
勘違い男は自分に対して根拠のない自信を持っていますが、実際の成功体験はそこまで多くありません。
そのため、話をしていると同じ武勇伝を何回も話したがるのです。
なぜなら、自慢できる話題がそれしかないから。
聞き飽きたと周りが思っていても、勘違い男にとっては自分が話したいことを話せているだけで満足なのでしょう。
大口を叩いても行動に移せない
プライドの高く「こんなこと簡単にできる」「自分ならそれ以上の成果が出せる」と大口を叩きがちならそれは勘違い男。
しかし、それほど能力があるわけではないため、常に口先だけになるのです。
また、勘違い男の中には、本当は自分が何もできないと気付いている人もいます。
実際に何かにチャレンジして失敗するのが恥ずかしいから、行動に移せず口だけになってしまうのです。
女性の態度は全て「好き避け」だと捉える
勘違い男は、自分が女性に嫌われていたり避けられていたりする可能性を考えません。
そのため、女性がそっけない態度を取っていてもすべて都合よく「好き避け」だと考えるのです。
勘違い男に対して、間接的に「興味がない」のアピールは通用しないので、もし好意を向けられたらはっきりと拒絶しましょう。
優秀な男性やモテる男性に敵対心を向ける
自分よりも優れている同性に対して敵対心を向けるのも勘違い男がする行動です。
そのため、イケメンや仕事ができる人を見ると悪態をつきます。
身近な人以外でも、芸能人やアイドルに対して文句を言ったりスキャンダルにはしゃいだりすることも。
自分より優秀な人が危機に陥っている状況が嬉しくてしかたないのでしょう。
勘違い男にさせてしまう女性の言動
女性の言動で、勘違い男の気持ちを盛り上げてしまうこともあります。
下手に好意を寄せられてうっとうしい態度を取られないためにも、以下のような行動や態度は控えましょう。
日頃からスキンシップが多い
普段からスキンシップが多い女性は、同じ態度を勘違い男に取ると「自分のことが好きなのだろう」と思わせてしまいます。
勘違い男は自意識過剰なので、ちょっとしたことでも相手を意識し始めるのです。
しつこく言い寄られないためにも、勘違い男へのスキンシップは避けておきましょう。
いつも嬉しそうに笑顔で話す
人と話すときは、嬉しそうな笑顔をすることがマナーだと考える人も少なくないでしょう。
しかし勘違い男は、女性に笑顔を向けられただけで好意を寄せられていると思い込んでしまうのです。
相手が勘違い男だと分かったら、必要以上に笑顔を向けず、一定の距離感を保って接しましょう。
「すごい」「かっこいい」と安易に褒める
勘違い男の多くは自分のことが大好きで、ナルシスト気質です。
そのため、女性に褒められると自己肯定感が高まり、相手への好意も強くなっていきます。
武勇伝や仕事の自慢をされたときに安易に褒めると、その後つきまとわれる恐れもあるので注意しましょう。
LINEの文章にハートなどの絵文字を多用する
勘違い男は、LINEのメッセージにハートマークがついているだけで「俺に惚れている」と思い込んでしまいます。
ただ可愛いからという理由でハートマークを使っている女性もいますが、勘違い男相手にはできるだけ使わないようにしましょう。
勘違い男には、絵文字がついていない淡白な文章を送るくらいでも問題ありません。
【まとめ】勘違い男がうざいのは自信に根拠がないから
勘違い男は言動や態度がうざいと言われ、嫌われがちです。
うざいと言われてしまうのは、勘違い男の自信に根拠がないから。
何も成し遂げていないのに大口を叩いたり、彼氏のような態度をとったりされたら気持のいいものではないですよね。
勘違い男に対しては、余計な好意を向けられないように十分注意して接しましょう。