「恥じらい」という言葉を一度は耳にしたことがありますよね。
「女なのに恥じらいがない」「恥じらいを持ちなさい」など、女性に恥じらいを求める考え方に疑問を感じる人もいるのではないでしょうか。
そもそも、「恥じらい」が何なのかわからない人もいるでしょう。
この記事では、「恥じらい」の意味や恥じらいがない女性の特徴、原因を解説します。
「恥じらい」とは?
「恥じらい」とは、自分の欠点や失敗を恥ずかしがることを指します。
そもそも「恥ずかしさ」とは、他人からの評価が下がったと感じたときに抱く感情です。
人との関わりや自分の社会的なポジションを意識することで起こる感情なので、円滑な人間関係を維持するためには重要になります。
日本では古くから人間関係の調和を重んじる風習があるため、恥ずかしさに敏感であることが美徳という考え方があります。
女性だからといって恥じらいを求めるのは時代に合っていないという考えがある一方で、恥じらいが周囲への思いやりに繋がる大切な感情というのも事実です。
恥じらいがない女性の特徴
具体的に、どのような言動をすると「恥じらいがない」と思われてしまうのでしょうか。
ここでは、恥じらいがない女性の特徴を解説します。
私生活をオープンにしすぎる
親しい間柄でも、適度な距離感を保つためにプライベートな話を避ける人は多いですよね。
しかし、恥じらいがない女性は私生活をオープンにしすぎる傾向があります。
浅い関係性の相手でもすべてを包み隠さず話すので、「そんな話して恥ずかしくないの?」と引かれることもあるでしょう。
また、恋愛経験や性事情などもオープンにしているので、体目当ての男性が近寄ってきやすいのも特徴です。
下ネタが好き
恥じらいがない女性は下ネタが好きという特徴もあります。
普段の会話から下品な話題が多く、関係ない話にも下ネタをねじ込んでくることがあります。
ただ、本人は場を盛り上げようと下ネタを言っているだけで、必ずしも性欲が強かったり下心があったりするわけではありません。
悪気なく下ネタを言っているので、周りが注意しづらいのも厄介な点といえるでしょう。
彼氏の前で裸や下着姿を隠さない
恥じらいがない人は恋人に裸を見られても気にしません。
恋人との関係性が深まるほど緊張感は薄れてしまうものですが、それでも裸や下着姿を見せないようにするのは恋人関係を長続きさせるためのコツでもあります。
そんななかで平気で裸や下着姿を見せてしまうと、「彼女には恥じらいがない」と思われてしまいます。
「このくらい大丈夫だろう」と思って裸や下着で部屋をうろつく姿を見て、幻滅する男性は多いです。
恋愛感情が冷める原因にもなるので、親密であってもある程度の緊張感を持つようにしましょう。
恥じらいがなくなってしまう原因
恥じらいがない女性は、どのような心理を持っているのでしょうか。
最後に、恥じらいがなくなってしまう原因を解説します。
サービス精神が旺盛
恥じらいがない女性は、「人を楽しませたい」という気持ちが強い傾向があります。
恥じらいよりもみんなが楽しむことを優先してしまうのです。
場を盛り上げるためなら自分の失敗談や下ネタなど、恥ずかしい話をしても気にしません。
サービス精神が旺盛なのはいいことですが、プライベートをさらけ出す以外にも人を楽しませる方法はあるので、その場の雰囲気や相手との関係性に合わせた話題を選ぶことが大切です。
みんな下ネタが好きだと思っている
恥じらいがない女性が下ネタを話すとき、周囲の人も下ネタ好きだと思っている可能性があります。
大前提として、男女に限らず下ネタに抵抗がある人は一定数います。
自分が好きだからといって、周りも喜んでくれると思うのは勘違いです。
「もしかしたら苦手かも」と配慮して話題を選ぶのが、大人の気遣いといえるでしょう。
恋人に心を許しすぎる
彼氏の前で恥ずかしい姿を見せてしまうのは、心を許しすぎていることが原因かもしれません。
仲を深めるために自分をさらけ出すことは大切ですが、礼儀を忘れてしまうのは考えものです。
たとえ恋人であっても、部屋を裸で歩き回られたり平気でオナラをされたりと、恥じらいのない姿を見せられたらドン引きする男性は多いです。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、何でも許されると思っていると別れに発展してしまうかもしれません。
適度な恥じらいを身につけて人間関係を円滑にしよう
恥じらいのない女性はサービス精神が旺盛で、人との距離感が近いのが特徴です。
「人を楽しませたい」という気持ちがあるのは素晴らしいことですが、周りの人を不快にさせてしまってはいけません。
「恥じらい」は周りと適度な距離感を保ったり、自分を守ったりするための大切な感情です。
女性だからといって、おしとやかに振る舞う必要はありませんが、心地よい人間関係を築くために適度な恥じらいを身につけましょう。