「イク感覚がわからなくて、あまりエッチを楽しめない」という女性は少なくありません。
「イッてみたいけどやり方がわからない」「イク感覚がどんなものなのか知りたい」と悩んでいる女性もいるでしょう。
この記事では、女性のイク感覚やイク方法についてご紹介します。
イケるようになればセックスの快感もアップし、エッチがもっと盛り上がるかもしれませんよ。
イッたことがない女性は必見です。
女性の「イク」感覚とは
「イク」とは、オーガズム（性的絶頂）を感じることです。
では、女性のイク感覚とはどんなものなのでしょうか。
男性と女性の「イク」感覚の違いと、女性のイク感覚について解説します。
男性と女性の違い
男性はイクときに射精をします。
一方、女性はイクときにクリトリスが大きく膨らんだり、膣が収縮してヒクヒクしたりします。
このように男性のイク瞬間は目で見てわかりますが、女性のイク瞬間は目で見てもわかりません。
女性のイク瞬間は見た目で判断できないので、女性がイッたかどうか男性がわからないのは当然といえるでしょう。
また、女性自身も「自分がイッたかわからない」ということがあります。
女性のオーガズムは本人の感覚がメインなので、経験していないとわかりにくいのです。
女性がイク感覚
女性がイク感覚は、以下のようなものだといわれています。
- 頭が真っ白になる
- 体中がビクビクと痙攣する
- 内側からゾクゾクする感覚がこみ上げる
- まんこがぎゅーと締まる
イクときの感じ方は人それぞれですが「頭が真っ白になる」という人が多くいます。
オーガズムに達すると、何も考えられなくなって快感だけに包まれるのです。
女性の3つのイキ方
女性がイク方法にはさまざまなパターンがあります。
ここでは、女性の3つのイキ方について紹介します。
外イキ
クリトリスを刺激してオーガズムするのが「外イキ」です。
外イキを体験するとクリトリス周辺がじんわりと温かくなり、膣がピクピクと痙攣します。
クリトリスで感じる女性は多いため、初めてのオーガズムは外イキという女性も少なくありません。
まだイッた経験のない女性は、まずは外イキを体験してみるのがいいでしょう。
中イキ
「中イキ」とは、Gスポットの刺激でイクことをいいます。
Gスポットとは、膣の入口から3〜5cmくらい入ったおへそ側の壁にある性感帯です。
しかし、Gスポットを刺激しても最初から感じるわけではありません。
最初は「おしっこしたくなる感覚」があり、刺激しても違和感があるだけの場合もありますが、愛撫し続けることで快感を感じるようになります。
体の深い所で感じているような感覚がして、「外イキよりも気持ちいい」と感じる人が多い傾向にあります。
奥イキ
膣の奥にあるポルチオを刺激することでイクのが「奥イキ」です。
奥イキは他の性感帯と違い、短い時間で何度も連続でイクことができます。
ポルチオは膣の深い所にあるため自分の指で刺激するのは難しく、アダルトグッズやペニスを挿入することで刺激することができます。
奥イキの感覚は一瞬ではなく長く続く傾向にあり、人によっては数分間も快楽状態が続くこともあるようです。
セックスで女性がイケない理由
「セックスは気持ちいいのにオーガズムまでは達しない」という女性は少なくありません。
女性がイクためには、体の気持ちよさだけでなく精神的な面も満足させる必要があります。
セックスのときに女性がイケない理由について見ていきましょう。
感覚がよくわからない
そもそもイク感覚がわかっていないと、オーガズムは難しいかもしれません。
感じる場所をひとりエッチをして見つけたり、パートナーと性感帯を見つけたりして、気持ちいい感覚を掴む必要があるでしょう。
焦っている
イケないのは、イケないことに焦っているからかもしれません。
「イケないことがプレッシャーになり、エッチに集中できずますますイケなくなる」という悪循環が起こります。
女性は気持ちが高まっていないとオーガズムに達しにくいため、リラックスすることが大切です。
冷静になってる
感情が高ぶらずに冷静になってイケない女性もいます。
仕事やプライベートの悩みなど、セックス中に関係ないことを考えていませんか？
セックスは理性を忘れて興奮しながら楽しむものです。
冷静になってしまっては絶頂に達せません。
気持ちよくない
セックスでイケないのは、男性のテクニックに問題がある可能性もあります。
男性だけが気持ちいいような「自分よがりのセックス」をしていては、女性に快感を感じさせることはできません。
また、単純に男性の技術不足で気持ちよくないというパターンもあるでしょう。
そもそもセックスが気持ちよくなければ、イクことはできないのです。
体が冷えている
体が冷えていると快感を得ることが難しくなります。
体の温度が低下すると、血液の循環が悪くなり感度が鈍くなるのです。
反対に、体が温まると血行が促進され濡れやすくなり、性感帯の感度が高まります。
温かいお風呂に入ったり温かい飲み物を飲んだりして、セックス前に体を温めておくといいでしょう。
ホルモンの影響
ホルモンバランスの変化も女性のオーガズムに大きく影響します。
生理前になると「エストロゲン」という女性ホルモンの分泌量が減り、性欲が減退する傾向にあります。
性欲がなくセックスをする気分でなければ、イキにくくなるのは当然でしょう。
性欲が高まりやすいといわれているのは、生理開始から14日後の排卵日のタイミングです。
排卵日には妊娠に備えて「エストロゲン」の分泌量が増加し、性欲が高まります。
性欲が高まった状態なら、セックスに集中してイキやすくなるかもしれません。
セックスで女性がイク方法＆コツ
続いてセックスでイク方法とコツを解説していきます。
オーガズム未経験者は色々なやり方を試して、自分にあったイク方法を見つけてみてくださいね。
色々なセックスを試す
一口にセックスといっても、色々な種類のプレイがあります。
普段のセックスで正常位や騎乗位をすることが多いなら、駅弁や対面座位といった別の体位を取り入れるのもいいでしょう。
彼と相談して、色々なセックスを試してみてください。
今までの体位が気持ちよくなかっただけで、他の体位だとイクことができるかもしれませんよ。
リラックスする
女性がイクには気持ちが大切です。
できるだけリラックスした状態でセックスするようにしましょう。
セックスする前に湯船につかってリフレッシュしたり、アロマを焚いたりして気持ちを落ち着かせるのがおすすめです。
膣トレする
膣トレをすることで膣の締まりが良くなりイキやすい体になる可能性があります。
膣トレとは、膣の周りの筋肉を鍛えて膣圧を上げるトレーニングのことです。
膣をギュッと締めながら息を吸い、吐くと同時に全身の力を抜いてみてください。
締める感覚がわかりにくい人は、排尿時に途中でおしっこを止める練習をしてみるといいでしょう。
オナニーで女性がイク方法＆コツ
オナニーをすることで自分の体の性感帯がわかり、気持ちいい刺激の仕方を知ることができます。
最後にオナニーでイク方法を紹介していきます。
イッたことのない女性も、まずはオナニーで自分の体を責めてイク体験をしてみましょう。
オナニーでイクことができれば、セックスでもイクことができるはずですよ。
外イキのオナニー方法
クリトリスで感じる女性は多いので、外イキ（クリトリスオナニー）は初心者におすすめの方法です。
クリトリスは敏感な場所なので、慣れないうちは下着の上から優しく刺激していきましょう。
パンツの上からの愛撫に慣れてきたら、指を使って直接触ってみてください。
円を描くようにゆっくりと触って、慣れてきたらスピードを上げていきましょう。
滑りをよくするために、ローションや唾液で指を濡らすのがおすすめです。
軽く叩いたり、優しい力で振動を与えたりしてみてください。
少しずつ刺激を与えたり色々な触り方を試すことで、自分が気持ちいいと思える瞬間が見つかるはずですよ。
中イキのオナニー方法
中イキするのは簡単なことではありませんが、イクことができたら深い快感を得ることができます。
中イキするには、Gスポットを指の腹で押していき、ソフトに圧をかけてマッサージするように刺激しましょう。
刺激に慣れてきたら圧を強くしたり弱くしたりして、自分の気持ちのいい強さに調整してください。
膣内は傷つきやすい場所なので、オナニーする前にしっかり爪を切っておくようにしましょう。
指に慣れてきたらラブグッズを使ってみるのもおすすめです。
奥イキのオナニー方法
ポルチオは膣の奥にあるので、指で刺激するのは難しいです。
そのため奥イキオナニーをするときは、バイブやディルドなどのラブグッズを用意しましょう。
他の性感帯を刺激して膣内が濡れたら、ゆっくりラブグッズを挿入してください。
先端がポルチオに当たったら、振動を与えたり軽く押し込んだりして刺激していきましょう。
奥イキオナニーには開発が必要なので、最初は気持ちいいと思えないかもしれません。
しかし、奥イキオナニーの快感は他のものとは比べ物にならず、「ハマったらやめられない」といわれるほどです。
イク方法を理解して、エッチを存分に楽しもう！
女性の半分近くはイク体験をしたことがないといわれています。
そのため、「一度は自分もイッてみたい」とオーガズムに憧れる女の子も多いでしょう。
一度コツをつかめば、何度もイケるようになります。
まずはひとりエッチを通して自分の性感帯を理解して、イク感覚をつかむのがおすすめです。
自分なりのイク方法を見つけて、エッチを思う存分楽しんじゃいましょう！