「スローセックス」とは、ゆっくりと時間をかけて行われるエッチのことです。
通常のセックスよりも、相手との精神的な繋がりを実感できます。
では、スローセックスは一体どうやってやればいいのでしょうか。
この記事では、スローセックスの具体的なやり方やおすすめの体位について詳しく解説します。
パートナーの愛情を実感したい人は、ぜひスローセックスを取り入れてみてください。
スローセックスってどんなセックス？
「スローセックス」とは、肉体的な快感と精神的な繋がりを目的に、ゆっくりと時間をかけて行われるセックスのことです。
射精やオーガズムを目的とせず、セックスそのものを時間をかけて満喫します。
「スローセックス」という言葉は、アダム徳永さんの書籍『スローセックス実践入門 真実の愛を育むために』がベストセラーになったことで、広く知られるようになりました。
ちなみに、前戯が15分で、交接が5分の欲望の処理を目的としたセックスや、相手を無視した自分勝手なセックスは「ジャンクセックス」と呼ばれています。
スローセックスのメリット4選
では、スローセックスにはどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、スローセックスのメリットを4つ紹介します。
精神的な繋がりを実感できる
スローセックスを行うと、精神的な繋がりを実感しやすいです。
通常のセックスよりも時間をかけて行うので、その分お互いの愛情を伝え合えます。
気持ちを確認し合ったり、耳元で愛を囁いたりすれば、より繋がりを実感できるでしょう。
パートナーに愛されているか不安な人は、ぜひ実践してみてください。
女性がオーガズムに達しやすい
時間をかけてセックスを行う分、スローセックスは体と心が満たされやすいです。
そのため、スローセックスをすると、女性はオーガズムに達しやすい傾向があります。
オーガズムを経験したことのない女性も、スローセックスを行うことで、オーガズムを経験できる可能性があります。
セックスに新しい刺激を加えられる
セックスに新しい刺激を加えられるのも、スローセックスのメリットです。
通常のセックスはピストンやテクニックで快感を得ますが、スローセックスではパートナーとの精神的な繋がりも重視しています。
そのため、パートナーの視線や息遣いなども、スローセックスでは重要な要素になります。
新しい刺激を得られるので、交際期間が長いマンネリ気味のカップルにとくにおすすめです。
早漏やEDの男性でも女性を満足させやすい
スローセックスをすれば、早漏やEDの男性でも女性を満足させることができます。
勃起が不十分だと、「自分のセックスでパートナーが満足してくれているのか？」と不安になってしまいますよね。
しかし、スローセックスならそんな心配はいりません。
スローセックスは触れ合いを重視したものなので、挿入せずとも女性を満足させることができるのです。
早漏やEDでお悩みの男性は、スローセックスを提案してみてください。
スローセックスの具体的なやり方
続いて、スローセックスの具体的なやり方を紹介します。
心地よい雰囲気を作る
スローセックスにはムードが不可欠です。
スローセックスを行うときは、部屋を暗くしたり好きなアロマを焚いたりして、心地よい雰囲気を作りましょう。
パートナーに集中できるように、スマホなどの電子機器の電源をオフにすることも忘れないでください。
パートナーが緊張しているようなら、マッサージをしてあげるのもおすすめです。
前戯にたっぷりと時間をかける
心地よい雰囲気を作ったら、次は前戯です。
たっぷりと時間をかけて、パートナーの体を愛撫しましょう。
フェザータッチを意識して、性感帯だけでなく、全身を優しく撫でてください。
序盤はキスも軽く行うのがポイントです。
徐々にムードが高まるはずなので、それに合わせて濃厚なキスに移行させましょう。
また、愛撫に強弱をつけると、パートナーの体を刺激しやすくなります。
ゆっくりと挿入してお互いの存在を感じ合う
挿入もゆっくりと行ってください。
また、挿入した後にすぐにピストンするのもいけません。
お互いの性器のフィット感を確認し、一体感を味わえたら、少しずつピストンを行いましょう。
もしイキそうになったら、動きを止めるのもおすすめです。
心地よい状態をキープし、お互いの愛情を十分に確認してください。
射精後もパートナーとの触れ合いを楽しむ
射精後もパートナーとの触れ合いを楽しむようにしましょう。
全身を愛撫したりキスをしたりして、愛情を確かめ合ってください。
後戯を怠らなければ、パートナーとの繋がりをより実感することができます。
もし体力が回復したのなら、もう一度最初からセックスを始めるのもいいでしょう。
スローセックスにおすすめの3つの体位
ここでは、スローセックスにおすすめの体位を3つ紹介します。
これから紹介する体位を実践して、パートナーとの愛を確かめ合いましょう。
対面座位
対面座位は、座った男性に上から女性が跨る体位です。
2人が向かい合っているので、お互いの顔を確認して、愛情を確かめ合うことができます。
また、密着しているので、パートナーの体温を感じやすいのもポイントです。
側位
側位は、お互いが横になった状態で行われる体位です。
体が横になっているので、リラックスしてセックスを楽しむことができます。
髪を撫でたり、背中に手を回したりすれば、精神的な繋がりを十分に実感できますよ。
騎乗位
騎乗位は、横たわった男性の上に女性が跨る体位です。
激しいイメージのある体位ですが、動きを控えめにしても十分に楽しめます。
女性主導なので、女性はゆっくりと自分の気持ちのいいポイントを探すことができるでしょう。
また、男性は女性の体をたっぷりと観察できるので、視覚的に楽しむこともできます。
どうやってパートナーを誘えばいい？スローセックスの提案方法
理由もなくスローセックスを提案すると、「今のセックスに不満があるのかな？」と相手に不安を与えてしまう可能性があります。
スローセックスを提案するときは、ポジティブな理由をつけるようにしましょう。
「今まで以上に繋がりたい」「もっと気持ちよくなりたい」といった理由があれば、相手もスローセックスを受け入れてくれるはずですよ。
スローセックスでお互いを深く味わおう
スローセックスをすれば、パートナーとの愛情を確かめることができます。
今の関係にマンネリを感じている人は、ぜひスローセックスを取り入れてみてください。
精神的な繋がりを実感できれば、今まで以上にパートナーのことを大切に思えるはずです。
スローセックスをして、お互いのことを深く味わいましょう。