中イキと外イキ、そして奥イキという言葉を聞いたことがありますか?
一言でオーガズムを感じる=イクでも、その方法は様々で、人によってはクリトリスへ外側からの刺激でしかイケなかったり、膣への挿入で絶頂を迎えたりと感じ方が異なります。
この記事では、外イキと中イキの違いについて説明し、後半ではオナニーやセックスで外イキする方法について解説します。
外イキ(クリイキ)とは?
外イキ(クリイキ)とは、セックスやひとりエッチでクリトリスを刺激することによって到達できるオーガズムのことを言います。
女性にとって最も身近なオーガズムであり、女性のオーガズムの基本ともなっています。
外イキと中イキは何が違うのか?
「二つは違う快感だと脳が認識する」という見解と「二つとも同じものだ」という見解の両方がありますが、一般的には「外イキ=クリトリス」「中イキ(膣イキ)=Gスポット」と考えられていて、感じ方の違いがあると言われています。
外イキの感じ方の特徴は、登り詰めたような感覚から一気に電気が走るような気持ちよさです。
絶頂に向かって登りつめる快感の波と表現される場合もあります。
外イキは瞬間的にイケるので、「頭の中が真っ白になる」「触られるとくすぐったい」など、体のピンポイントで強烈な快感を得ることができ、イった後は全身の脈が速くなったりクリトリス自体がビクビクしたりします。
絶頂後のクリトリスはとても敏感になるので、イった後にすぐに触られると逃げ腰になるというのも特徴です。
一方、中イキはGスポットを刺激されることで体の奥から快感が生まれ、押し上がるような感覚になるのが特徴。
外イキよりももっと体の深いところでじんわりと感じているようなイメージです。
中イキの方が外イキより深い快感を得られると感じる女性が多いようです。
オナニーで外イキするやり方・方法
オナニーで外イキする場合は、まずはクリトリスをしっかり愛撫して慣らしてから刺激していきましょう。
クリトリスへの刺激の方法は、「押す」「転がす」「摘む」「揺らす」「弾く」の5つのテクニックが基本となります。
まずは、クリトリスを優しく押したり指の腹で転がしたりして、クリトリスを性的な刺激に慣らしていきましょう。
最初の頃はあまり気持ちよくなくても、続けていれば少しずつ快感が高まってくるはずです。
クリトリスを摘んだり弾いたりして、いろいろな刺激を試してみてください。
クリトリスをトントンと叩くような感じで振動させるのも、オーガズムを近づけるコツになります。
大切なのは気持ちいいと感じる刺激を繰り返すことなので、自分にどんなやり方が合っているのか、試行錯誤を繰り返して探っていきましょう。
セックスの時に外イキするやり方・方法
セックスでは基本的に男性がクリトリスを刺激するので、あまりクリトリスを愛撫しない男性だと女性がイケない、ということも想定できます。
本当は気持ちよくないのにイクふりをするのは気持ち的にも辛いものです。
辛い思いをしないためにも、ここではセックスの時に外イキするやり方・方法をご紹介します。
男性に気持ちいい場所を伝える
当たり前の話ですが、男性はクリイキを経験したことがありません。
どのようにしたら気持ちよいのかは、女性の反応で覚えていく男性も多いでしょう。
男性にどうすれば気持ちよいのかを分かってもらうためには、女性が気持ちよい部分に誘導してあげたり、気持ちよかったときはきちんと気持ちいいという反応を示してあげることが大切です。
膣とクリトリスを一緒に刺激してもらう
膣とクリトリスを一緒に刺激してもらうと、Wの刺激で快感を得られるはずです。
正常位で挿入している際にクリトリスを刺激してもらうと、指の動きが目に入り、視覚的にも興奮度が上がります。
クンニで攻めてもらう
男性にクンニをしてもらうのもオススメの方法です。
ただ彼にクリトリスを舐めてもらうだけでなく、大陰唇や小陰唇も優しく舐めて貰ったり、クリトリスを優しく吸う等のテクニックもあります。
また、クリトリスに息を吹きかけて刺激を加えるといった上級のテクニックもあるので、自分が気持ちいいと感じるテクニックを彼にしてもらいましょう。
外イキする時の注意点
クリトリスでの外イキは、マスターベーションとセックスのいずれの場合でも、指やセックストイなどを使って行うことができます。
もし今までクリトリスで絶頂に達した経験がなくても、試行錯誤を繰り返しながらチャレンジすれば、オーガズムに達することができるはずです。
ただし、間違った方法でやると、大切な性器を痛めてしまうこともあります。
クリトリスは非常に感度の高い器官ですが、これは痛みを感じやすいデリケートな部分だということでもあります。
セックストイなどを使ってクリトリスを吸引する場合は、強度や頻度によってはクリトリスが肥大してしまうこともあるので、不適切なやり方で刺激しないようにしましょう。
最後に、外イキする時の注意点をご紹介します。
強く刺激しすぎないように
クリトリスは非常に敏感な部分なので、過剰な刺激を与えると痛みが出たり、怪我をしてしまったりします。
大切なことは、しっかり濡らしてからクリトリスへの刺激を始めて、最初は優しく触れるようにすることです。
濡れづらければローションを使用しても良いでしょう。
刺激に慣れてきてからも、思い切り擦ってはいけません。
急いでオーガズムに達しようとするよりも、事前の準備を整えて興奮を高めていく方が、結果的に外イキしやすくなりますよ。
まとめ
外イキは女性にとって最も身近なオーガズムであり、オーガズムの基本です。
クリトリスを刺激することで、まだ性的興奮を覚えたことがない人でも容易に気持ちよくなることができます。
しかし、適切にクリトリスを刺激しないと、快感を得られるどころか痛めてしまう危険性もあるので要注意です。
それぞれの状況に応じた、適切な方法でクリトリスを刺激しましょう。
男性に気持ちいい場所を伝えれば、セックスの時でも外イキすることができます。
パートナーとのコミュニケーションツールとしても外イキは利用できるので、この記事でご紹介した注意点に気を付け、適切なやり方で気持ちいいセックスライフを送りましょう。