好きな男性から手を握られたら、「私のこと好きなのかな?」と彼の気持ちを知りたくなりますよね。
付き合ってもいない男性が女性の手を握るとき、彼らはどんな心境なのでしょうか。
この記事では、付き合う前の女性と手を握ろうとする男性心理を解説していきます。
手を握られたときの対処法も併せて紹介するので、いい関係を築いていくのに役立ててくださいね。
付き合う前に手を握る男性心理
手を握るという行為は、基本的に好意を抱いている相手に対してするものです。
しかし、相手の気持ちがはっきりと分かっていない状況では、どういった意図で手を握っているのか気になりますよね。
ここでは、付き合う前に手を握る男性の心理を紹介します。
好意を伝えたい
男性は好きな女性に好意を伝えたいときに手を握ることがあります。
手を握るという行為は、男であることを相手に意識させるのに打ってつけです。
「恋人になりたい」という気持ちを手を握ることで表現しているのでしょう。
相手に好意があるか確かめたい
一般的に男性は、会話の様子や態度を見て、好きな女性が自分と同じ気持ちでいるかどうかを探ってこようとします。
しかし、それだけでは相手の気持ちが分からない場合、少し踏み込んだ方法をとって女性の気持ちを知ろうとします。
その一つが「手を握る」という行為です。
相手に避けられたら「脈なし」、逆に握り返してくれたら「両思いかも!」といったように、相手の反応を見て自分に好意があるかどうかを確かめようとします。
親しくなりたい
男性は、今以上にもっと親しくなりたい女性の手を握ることがあります。
この場合、男性は相手のことを「友達という関係を超えた大切な存在」と意識しているはずです。
しかし、「女性に気持ちを伝えたいけれど嫌われたくない」とも考えています。
手を握ることで、さりげなく自分の気持ちを伝えようとしているのでしょう。
酔った勢い・その場の勢い
お酒が入ると気持ちが盛り上がってしまったり、その場の雰囲気に飲まれてしまったりすることがあります。
その結果、男性は恋愛感情がなくてもつい女性の手を握ってしまうのです。
また、酔ったことで人肌が恋しくなり、手を握ってしまうケースも珍しくありません。
男性が酔いやその場の勢いに任せて手を握っている感じであれば、深い意味はないと考えていいでしょう。
ただのスキンシップ
会話をしている最中に男性に軽く手を握られた場合、スキンシップとして触れてきた可能性が高いといえます。
男性は一緒にいて楽しく過ごせる女性に対し、親しみを感じます。
会話が盛り上がっていたりその場が楽しかったりすると、その雰囲気から気持ちが高まり、手に触れてしまうことがあるようです。
こういった場合は、スキンシップとして手を握っているので深い意味はないといえるでしょう。
女性に対する下心
付き合ってもいないのに慣れた様子で男性が手を握ってきたら、下心を持っている可能性があります。
本気で恋人になりたいというよりも、性的な関係を狙っているのかもしれません。
しかし、「好きな人に触りたい」「もっと親密になりたい」といった男性の下心は、いたって健全なものといえます。
手を握る感じに慣れているか、緊張しているそぶりが見られるか、相手の様子をしっかり観察する必要があるでしょう。
【シチュエーション別】手を握る男性心理
男性が手を握る意味はシチュエーションによっても異なります。
男性はどのような場面で、どのような気持ちで手を握っているのでしょうか。
ここでは、シチュエーション別に手を握る男性心理を解説していきます。
デートの最初
デートの待ち合わせ直後、一緒に歩き出すときに「行こう!」と手を握られたら、それは男性があなたを大切に思っている証拠です。
男性はあなたに好意があり、「あなたと一緒にいたい」「エスコートしたい」という気持ちから手を握っているのでしょう。
悩み相談したとき
悩みを相談したときに、男性が優しくあなたの手を握ってくれることがあるかもしれません。
そういった場合、男性はあなたのことを「励ましたい」「守りたい」と思っています。
あなたの様子を心配しており、「あなたを安心させたい」という気持ちから手を握っているのでしょう。
電車や車の乗り降り
混んでいる時間帯の電車やドライブに行った際の乗り降りで、男性がそっと手を握ってエスコートしてくれることもあるでしょう。
そういった行動は、好意を寄せている女性に対してよく見られます。
乗り降りをスムーズにするためだけでなく、あなたのことを「守ってあげたい」と感じて男性は手を握っているのです。
人混みではぐれそうなとき
休日のデートだと、人混みに巻き込まれてしまい、はぐれてしまいそうになることもありますよね。
男性は「人混みの中でも、お互いがどこにいるか分かるようにしたい」と考えており、はぐれるのを防ぐために女性の手を握っているのです。
そのため、このシチュエーションだけでは男性の好意を確定することはできません。
映画を見ているとき
照明を落とした暗い空間で映画を見るのは、非日常的なことですよね。
それが恋愛映画とあれば、ロマンチックな雰囲気になるのも当然です。
好きな女性とロマンチックな雰囲気で映画を見れば、男性の気持ちも自然と盛り上がっていきます。
そんなドキドキするシチュエーションで、さらに一体感を得たくて女性の手を握る男性は珍しくありません。
「もっと非日常的な時間を一緒に楽しみたい」と思って、相手の手を握っているのでしょう。
握り方による意味の違い
相手に対する気持ちや関係性によって、手の握り方は変わります。
ここでは、手の握り方による意味の違いを解説していきます。
普通の握り方
お互いの手のひらを合わせた握り方は、もっとも一般的な手の握り方です。
友人関係でも気軽に繋ぐことができるので、深い意味はほとんどありません。
しかし、まだ付き合いの浅い関係であれば、この握り方に「お互いの意思を確認し合っている」「安心感を抱いている」という心理が読み取れるでしょう。
指を数本だけ絡ませる
指先を数本だけ絡ませる繋ぎ方には、ピッタリ手を握るのは恥ずかしい気持ちや相手を思いやる気持ちがあります。
軽く繋いでいるだけなので、「もし嫌だったら離してもいいんだよ」と女性に選択の余地を与えているのです。
相手に親しみを伝えながらも、「相手の気持ちを尊重したい」という配慮が表れている握り方といえるでしょう。
恋人繋ぎ
お互いの指を絡め合う「恋人繋ぎ」は、仲のいいカップルが手を繋ぐときによく見られる握り方です。
男性からこの握り方をされたときは、「あなたのことが好き」「もっとそばにいたい」という気持ちが込められています。
この握り方は触れる部分が多く、密着度が高いため簡単には解けません。
そのため、お互いが好意を持っていないと成立しない握り方といえるでしょう。
手を握られたらどうすればいい?
男性は好意のある女性の手を握る傾向があります。
その男性と良好な関係を築いていくためにも、あなたの気持ちを相手に正しく伝える必要があります。
男性に手を握られたときの対処法を紹介するので、正しい対応で効果的に気持ちを示しましょう。
好きなら握り返す
もし好きな男性から手を握られたら、握り返してみましょう。
握り返すことで、自分も男性に好意があることを伝えることができます。
また、手を握り返された男性はあなたのことを「脈あり」と判断して、次のアプローチを仕掛けてくるかもしれません。
二人の関係を進展させたいのなら、握り返すのは効果的といえます。
好意がないなら振りほどく
好意のない相手や、異性として意識していない男友達から手を握られると、どう反応すればいいのか困ってしまいますよね。
そういったときは、相手に好意がないことをしっかり伝えるために、そっと男性の手を振りほどきましょう。
手を握られたままにしていると、相手から「好意があるのかもしれない」と勘違いをされかねません。
関係をこじらせないためにも、早めに手を振りほどくようにしましょう。
迷っているなら様子見
手を握ってきた男性に対して好意はあるものの迷っているのであれば、握られた手を握り返さずにそのまま様子を見ましょう。
「握り返されないけれど振りほどかれるわけでもない」という状況から、男性も「嫌われてはいないけれどOKではないんだな」と察してくれるはずです。
迷いがあるうちは保留の意味で手を握り返さず、相手がどんな行動に出るのか様子を見ることをおすすめします。
体を寄せ合う
「恋人になってもいい」と思える男性から手を握られたら、少し大胆な方法で気持ちを伝えてみてもいいかもしれません。
男性の体と触れ合うように、そっと体を寄せてみましょう。
男性は女性と親密な関係だと感じることができ、言葉がなくても女性の好意を受け取ることができます。
二人の関係を深めるきっかけにもなるでしょう。
手を握るのはあなたへの好意の証
付き合っていない男性から手を握られた場合、「あなたに好意を持っている」というサインの可能性が高いでしょう。
男性はあなたが自分と同じ気持ちでいるのか知りたくて、ドキドキしているはずです。
「彼とどのような関係になっていきたいか」を考えるタイミングなのかもしれません。
男性の心理を理解すれば、あなたの気持ちを正しく相手に伝えることができます。
この記事を参考にして、相手と良好な関係を築いていくのに役立ててくださいね。